オリーブオイルの基礎知識

知らないと損!オリーブオイルの使い方7選

知らないと損!オリーブオイルの使い方7選

オリーブオイルはどうやって使うのかイマイチよくわからない、加熱料理に使っても大丈夫?など疑問に思っている人は意外と多いんです。あなたは、いかがですか?そのモヤモヤスッキリ解決します! 健康効果を期待するならエキストラバージンオリーブオイルですが・・・ それならそのまま加熱しないで使う! 毎日のオリーブオイルとして、おすすめはこちら! さらっと軽やかで使い勝手がよく、質の良いエキストラバージンながら、価格が直輸入のため抑えられているから生食用にも加熱料理にも幅広く使いやすいんです。 贅沢な香りを楽しめる高級ラインのオリーブオイル、おすすめはこちら! イタリア本国でも数え切れないほどの賞を受賞し専門家からも評価の高いエキストラバージンです。

知らないと損!オリーブオイルの使い方7選

オリーブオイルはどうやって使うのかイマイチよくわからない、加熱料理に使っても大丈夫?など疑問に思っている人は意外と多いんです。あなたは、いかがですか?そのモヤモヤスッキリ解決します! 健康効果を期待するならエキストラバージンオリーブオイルですが・・・ それならそのまま加熱しないで使う! 毎日のオリーブオイルとして、おすすめはこちら! さらっと軽やかで使い勝手がよく、質の良いエキストラバージンながら、価格が直輸入のため抑えられているから生食用にも加熱料理にも幅広く使いやすいんです。 贅沢な香りを楽しめる高級ラインのオリーブオイル、おすすめはこちら! イタリア本国でも数え切れないほどの賞を受賞し専門家からも評価の高いエキストラバージンです。

エキストラバージン オリーブオイルのFAQ20

エキストラバージン オリーブオイルのFAQ20

Q1.オリーブオイルと、どう違う? オリーブオイルは、100%オリーブの実だけから採取したものですが、そのうち、加熱処理や精製処理をしていないものが、バージンオリーブオイルです。バージンオリーブオイルは4階級に分けられ、そのうち酸度が0.8%以下で、風味・香りに欠陥のない最高級ランクのものがエキストラバージンオリーブオイルです。オリーブオイルの酸度は、鮮度のバロメーターとも言える数値で原料となるオリーブの実の鮮度や搾油方法を反映するものとなります。健康に良いとされるオリーブオイルの様々な効果は上質のエキストラバージンオリーブオイルの特徴です。 オリーブオイルの種類について詳しくはこちらの記事から>>>オリーブオイルの種類はいくつある? Q2.エキストラバージンオリーブオイルの使い方は? 香りや風味を活かして、健康に良い栄養成分を最大限に取り入れるために、加熱しない使い方が一番おすすめです。「かける」「あえる」「つける」「浸す」「飲む」といった方法です。サラダや温野菜、お刺身、豆腐、焼き魚、パスタなどにさっとひとかけすると、オリーブオイルは調味料の様に素材の味を引き立てて美味しくしてくれます。 Q3.加熱しても良い? はい、加熱しても大丈夫です。ただし、高級なエキストラバージンオリーブオイルを加熱するのは、少し「もったいない」のです。というのも、加熱すると、せっかくの香り、風味、栄養が熱で失われてしまうからです。加熱しても、全く栄養が無くなってしまうわけではありませんが、エキストラバージンの良さを最大限に有効活用するには、生ままが一番おすすめです。 Q4.保管の方法は? 熱と光を避けて常温で保管がおすすめです。オリーブオイルは品質が安定しているので、未開封で保管方法が良ければ、品質を損なうことなく長期保存が可能です。購入したオリーブオイルが透明な瓶に入っていたら、アルミホイルなどで包んで紫外線から保護すると良いでしょう。便利だからと熱くなるコンロまわりにオリーブオイルを置くのは望ましくありません。10℃以下では、オリーブオイルが結晶化するので冷蔵庫に入れるのもNGです。保管の方法を間違えると、せっかくのエキストラバージンが台無しになりかねないので気をつけましょう。 オリーブオイルの保管方法についてはこちらの記事から>>>オリーブオイル保管の5つのNG Q5.開封後の賞味期限はどのくらい? オリーブオイルは、空気に触れた時点から劣化が始まりますが、エキストラバージンオリーブオイルは基本的に腐ることはありません。ポリフェノールを多く含む上質なエキストラバージンほど、自己防衛作用が強いため安定度が良いとされています。ただし、香りや鮮度は徐々に失われていくので、なるべく早めに使い切るのがおすすめです。一般的な目安としては1ヶ月ぐらいで使い切るのがおすすめです。熱や直射日光、開封後に蓋をしっかり閉めないなどといった要因で変質する場合があります。万が一不快な臭いがするようなら使用しない方が良いでしょう。 Q6.賞味期限が過ぎてしまったら、どうしたらいい? 賞味期限は、最も良い状態で食べられることを保証するものなので、その期日が過ぎたからと言って食べられなくなるわけではありません。でも、エキストラバージン特有の風味や香り、健康効果は少なくなってしまうのも事実です。その場合は、炒め物や揚げ物などに使ってしまうのが良いかもしれません。ただし、腐敗臭など不快な臭いがするなど、変質がある場合は残念ですが廃棄処分にします。 Q7.オイルに結晶ができたのですが、大丈夫? 大丈夫です。オリーブオイルの主成分のオレイン酸は10℃以下になると固まる性質があるため、寒い季節には結晶ができることがあります。ちょっと気持ち悪いので、びっくりしますよね。10℃以上の室温の場所にしばらく置いておくと、結晶は溶けて元の状態に戻ります。 実は、この結晶は本物のエキストラバージンオリーブオイルの印。もしも、10℃以下でも結晶ができないとすれば、それはエキストラバージンオリーブオイルではなく、他の油を混ぜている可能性があります。オリーブオイルを何度も結晶化させると、風味が落ちるため15℃~20℃ぐらいの室温で保管するのがおすすめです。 Q8.サラダにかけるときにおすすめの方法は? シンプルな方法として、塩、コショウ、オリーブオイルお好みでレモン汁やバルサミコ酢などをプラスしても美味しいです。順番としては、最後にオリーブオイルをかけると、サラダにまとまりよく味が馴染みます。日本ならではのコンビネーションとして、ポン酢と一緒も手軽で美味しいので、とてもおすすめです。 Q9.オリーブオイルと相性の良い身近な食材は何? 日本の調味料、しょう油やめんつゆ、ポン酢と、とっても相性が良いんです。オリーブオイルは油というよりは調味料だとよく言われますが、食材のおいしさを感じやすくさせる働きが確かにあることが、味覚センサーのテストでも証明されています。しょう油や、めんつゆなどを少しかける時に一緒にオリーブオイルを合わせることで、旨味やコクが引き出されて美味しさが増すんです。例えば、お豆腐や焼き魚、蒸し野菜など、いわゆる和食系のメニューにもオリーブオイルを少しプラス。味が美味しくなるだけではなく、食品中の栄養素の吸収も助けるので、オリーブオイルは本当にいいですね! Q10.オリーブオイルはカロリーが高いの? オリーブオイル大さじ1杯は約111kcalです。カロリーだけを言えば、サラダ油と同じ程度、バターよりも高いことになります。カロリー摂取量が気になる場合、今使っている他の油(サラダ油、バター、マーガリン、マヨネーズなど)とオリーブオイルを置き換えることをおすすめします。オリーブオイルの場合、カロリーがあっても、血中の悪玉コレステロールを減少させる効果、中性脂肪が体につきにくくする効果、満腹感を感じさせる効果、便秘解消効果があるので、不思議なことに、オリーブオイルにカロリーはあっても、太りにくい体質を作るんです。それで、特に、持病などがある場合は別として、一日の標準摂取量(約大さじ2杯)を超えない量なら、カロリ―の心配はしなくても良いと言えるでしょう。 Q11.油なのに、どうしてダイエットにおすすめなの? ずばり、エキストラバージンオリーブオイルには太りにくい体質にする働きがあるからです!特に痩せるためのダイエットには大敵とされがちの油ですが、良質の脂質は生命活動を維持するために欠かせない三大栄養素の1つ。それを無視したダイエットをすると、うまくいかないのです。オリーブオイルは、最も理想的な脂質源として多くの医師や、美容研究家がすすめています。オリーブオイルは他の植物油と違い、加熱処理を含む精製工程を踏まない、オリーブの実を搾っただけの果汁なので、含まれている栄養成分が豊富で健康効果が格段に優れている油であるだけでなく、ダイエットにもすばらしい効果があります。オレイン酸が主体のオリーブオイルは、脂肪の蓄積を抑える働きや、体内に残ると脂肪に変わってしまう糖分の代謝を高める働きをするので、太りにくい体にするんです。さらに、オリーブオイルは血行を良くして免疫力を高めるので、むくみや貧血予防にもなります。空腹感を抑える働きや、便秘解消効果があるのもダイエットにおすすめの理由です。正し、効果があるのは本物のエキストラバージンオリーブオイルです。(偽エキストラバージンオリーブオイルにご注意の記事はこちら。) Q12.オリーブオイルが健康に良いといわれているのはどうして? オリーブオイルの主成分であるオレイン酸は、体内で合成することができないため、食物から摂取する必要がある必須脂肪酸ですが、生活習慣病の原因となる悪玉コレステロールを減少させる働きがあるほか、胃酸分泌の調整、整腸作用による便秘解消といった効能があります。最近注目されているのが、含有されているポリフェノールで、病気や老化の元凶とされる活性酸素を除去し、認知機能を高める効果が報告されています。若返りのホルモンといわれるビタミンEも豊富です。オリーブオイルを毎日の食事に含める地中海式ダイエットは、医学的な効果が実証されているので、ユネスコの無形文化遺産に登録されています。さらに詳しいオリーブオイルの効能についての情報は、こちらから>>> Q13.一日どれぐらいの量とったら良いの? 一般的に、大さじ1杯から2杯程度が適量と言われています。 Q14.飲んでもいい?...

エキストラバージン オリーブオイルのFAQ20

Q1.オリーブオイルと、どう違う? オリーブオイルは、100%オリーブの実だけから採取したものですが、そのうち、加熱処理や精製処理をしていないものが、バージンオリーブオイルです。バージンオリーブオイルは4階級に分けられ、そのうち酸度が0.8%以下で、風味・香りに欠陥のない最高級ランクのものがエキストラバージンオリーブオイルです。オリーブオイルの酸度は、鮮度のバロメーターとも言える数値で原料となるオリーブの実の鮮度や搾油方法を反映するものとなります。健康に良いとされるオリーブオイルの様々な効果は上質のエキストラバージンオリーブオイルの特徴です。 オリーブオイルの種類について詳しくはこちらの記事から>>>オリーブオイルの種類はいくつある? Q2.エキストラバージンオリーブオイルの使い方は? 香りや風味を活かして、健康に良い栄養成分を最大限に取り入れるために、加熱しない使い方が一番おすすめです。「かける」「あえる」「つける」「浸す」「飲む」といった方法です。サラダや温野菜、お刺身、豆腐、焼き魚、パスタなどにさっとひとかけすると、オリーブオイルは調味料の様に素材の味を引き立てて美味しくしてくれます。 Q3.加熱しても良い? はい、加熱しても大丈夫です。ただし、高級なエキストラバージンオリーブオイルを加熱するのは、少し「もったいない」のです。というのも、加熱すると、せっかくの香り、風味、栄養が熱で失われてしまうからです。加熱しても、全く栄養が無くなってしまうわけではありませんが、エキストラバージンの良さを最大限に有効活用するには、生ままが一番おすすめです。 Q4.保管の方法は? 熱と光を避けて常温で保管がおすすめです。オリーブオイルは品質が安定しているので、未開封で保管方法が良ければ、品質を損なうことなく長期保存が可能です。購入したオリーブオイルが透明な瓶に入っていたら、アルミホイルなどで包んで紫外線から保護すると良いでしょう。便利だからと熱くなるコンロまわりにオリーブオイルを置くのは望ましくありません。10℃以下では、オリーブオイルが結晶化するので冷蔵庫に入れるのもNGです。保管の方法を間違えると、せっかくのエキストラバージンが台無しになりかねないので気をつけましょう。 オリーブオイルの保管方法についてはこちらの記事から>>>オリーブオイル保管の5つのNG Q5.開封後の賞味期限はどのくらい? オリーブオイルは、空気に触れた時点から劣化が始まりますが、エキストラバージンオリーブオイルは基本的に腐ることはありません。ポリフェノールを多く含む上質なエキストラバージンほど、自己防衛作用が強いため安定度が良いとされています。ただし、香りや鮮度は徐々に失われていくので、なるべく早めに使い切るのがおすすめです。一般的な目安としては1ヶ月ぐらいで使い切るのがおすすめです。熱や直射日光、開封後に蓋をしっかり閉めないなどといった要因で変質する場合があります。万が一不快な臭いがするようなら使用しない方が良いでしょう。 Q6.賞味期限が過ぎてしまったら、どうしたらいい? 賞味期限は、最も良い状態で食べられることを保証するものなので、その期日が過ぎたからと言って食べられなくなるわけではありません。でも、エキストラバージン特有の風味や香り、健康効果は少なくなってしまうのも事実です。その場合は、炒め物や揚げ物などに使ってしまうのが良いかもしれません。ただし、腐敗臭など不快な臭いがするなど、変質がある場合は残念ですが廃棄処分にします。 Q7.オイルに結晶ができたのですが、大丈夫? 大丈夫です。オリーブオイルの主成分のオレイン酸は10℃以下になると固まる性質があるため、寒い季節には結晶ができることがあります。ちょっと気持ち悪いので、びっくりしますよね。10℃以上の室温の場所にしばらく置いておくと、結晶は溶けて元の状態に戻ります。 実は、この結晶は本物のエキストラバージンオリーブオイルの印。もしも、10℃以下でも結晶ができないとすれば、それはエキストラバージンオリーブオイルではなく、他の油を混ぜている可能性があります。オリーブオイルを何度も結晶化させると、風味が落ちるため15℃~20℃ぐらいの室温で保管するのがおすすめです。 Q8.サラダにかけるときにおすすめの方法は? シンプルな方法として、塩、コショウ、オリーブオイルお好みでレモン汁やバルサミコ酢などをプラスしても美味しいです。順番としては、最後にオリーブオイルをかけると、サラダにまとまりよく味が馴染みます。日本ならではのコンビネーションとして、ポン酢と一緒も手軽で美味しいので、とてもおすすめです。 Q9.オリーブオイルと相性の良い身近な食材は何? 日本の調味料、しょう油やめんつゆ、ポン酢と、とっても相性が良いんです。オリーブオイルは油というよりは調味料だとよく言われますが、食材のおいしさを感じやすくさせる働きが確かにあることが、味覚センサーのテストでも証明されています。しょう油や、めんつゆなどを少しかける時に一緒にオリーブオイルを合わせることで、旨味やコクが引き出されて美味しさが増すんです。例えば、お豆腐や焼き魚、蒸し野菜など、いわゆる和食系のメニューにもオリーブオイルを少しプラス。味が美味しくなるだけではなく、食品中の栄養素の吸収も助けるので、オリーブオイルは本当にいいですね! Q10.オリーブオイルはカロリーが高いの? オリーブオイル大さじ1杯は約111kcalです。カロリーだけを言えば、サラダ油と同じ程度、バターよりも高いことになります。カロリー摂取量が気になる場合、今使っている他の油(サラダ油、バター、マーガリン、マヨネーズなど)とオリーブオイルを置き換えることをおすすめします。オリーブオイルの場合、カロリーがあっても、血中の悪玉コレステロールを減少させる効果、中性脂肪が体につきにくくする効果、満腹感を感じさせる効果、便秘解消効果があるので、不思議なことに、オリーブオイルにカロリーはあっても、太りにくい体質を作るんです。それで、特に、持病などがある場合は別として、一日の標準摂取量(約大さじ2杯)を超えない量なら、カロリ―の心配はしなくても良いと言えるでしょう。 Q11.油なのに、どうしてダイエットにおすすめなの? ずばり、エキストラバージンオリーブオイルには太りにくい体質にする働きがあるからです!特に痩せるためのダイエットには大敵とされがちの油ですが、良質の脂質は生命活動を維持するために欠かせない三大栄養素の1つ。それを無視したダイエットをすると、うまくいかないのです。オリーブオイルは、最も理想的な脂質源として多くの医師や、美容研究家がすすめています。オリーブオイルは他の植物油と違い、加熱処理を含む精製工程を踏まない、オリーブの実を搾っただけの果汁なので、含まれている栄養成分が豊富で健康効果が格段に優れている油であるだけでなく、ダイエットにもすばらしい効果があります。オレイン酸が主体のオリーブオイルは、脂肪の蓄積を抑える働きや、体内に残ると脂肪に変わってしまう糖分の代謝を高める働きをするので、太りにくい体にするんです。さらに、オリーブオイルは血行を良くして免疫力を高めるので、むくみや貧血予防にもなります。空腹感を抑える働きや、便秘解消効果があるのもダイエットにおすすめの理由です。正し、効果があるのは本物のエキストラバージンオリーブオイルです。(偽エキストラバージンオリーブオイルにご注意の記事はこちら。) Q12.オリーブオイルが健康に良いといわれているのはどうして? オリーブオイルの主成分であるオレイン酸は、体内で合成することができないため、食物から摂取する必要がある必須脂肪酸ですが、生活習慣病の原因となる悪玉コレステロールを減少させる働きがあるほか、胃酸分泌の調整、整腸作用による便秘解消といった効能があります。最近注目されているのが、含有されているポリフェノールで、病気や老化の元凶とされる活性酸素を除去し、認知機能を高める効果が報告されています。若返りのホルモンといわれるビタミンEも豊富です。オリーブオイルを毎日の食事に含める地中海式ダイエットは、医学的な効果が実証されているので、ユネスコの無形文化遺産に登録されています。さらに詳しいオリーブオイルの効能についての情報は、こちらから>>> Q13.一日どれぐらいの量とったら良いの? 一般的に、大さじ1杯から2杯程度が適量と言われています。 Q14.飲んでもいい?...

オリーブオイルの種類

オリーブオイルの種類

オリーブオイルには種類があることをご存知ですか?実は、9種類にも分類されるんです。3つのステップで、わかりやすく解説します! バージンオリーブオイル vs オリーブオイル オリーブオイルには、化学的処理をせず、果実を搾っただけのものと、精製処理など化学的処理をしたものの2タイプに分けられます。化学的処理をしていないものがバージンオリーブオイルとよばれ、バージンオリーブオイルはさらに4種類に分類されます。 一方、一般にオリーブオイルまたはピュアオリーブオイルとよばれているものは、精製処理をしたオリーブオイルとバージンオリーブオイルをブレンドしたものです。 ◆ 4種類のバージンオリーブオイル オリーブの実に化学的な処理を一切加えないバージンオリ―ブオイルは、国際オリーブ協議会の定める基準により4種類に分類されます。 油はグリセリンと脂肪酸が結合したものですが、熱や衝撃などで結合した脂肪酸が離れてしまうことがあります。遊離してしまった脂肪酸の割合を酸度で表しますが、この酸は空気中の酸素と結合しやすい性質を持っています。これが油の酸化と呼ばれる現象です。それで、酸度が低いほど「新鮮な油」ということになります。 バージンオリーブオイルの中の最高峰にあたるエキストラバージンを名乗るためには、化学的な分析結果で酸度が0.8%以下であることに加え、オリーブオイル鑑定士による官能検査によりフルーティーで味と香りに欠陥がないと判断される必要があるため、エキストラバージンオリーブオイルは、世界でも希少な価値の高いオリーブオイルなのです。 ちなみに、バージンオイルの最下位のランパンテはランプの燃料用オイルという意味があって、そのままでは食用には適さないグレードのもので、通常は精製処理をして、バージンオリーブオイルとブレンドします。そのブレンドの割合はメーカーによって異なります。精製されたオリーブオイルは、無味無臭なので、バージンオリーブオイルの配合量により香りや風味が違ってきます。 ◆ 5種類のオリーブオイル バージンオリーブオイルのカテゴリーに入らない精製されたもの、化学的処理をされたもの、およびそれとブレンドされたものは5種類です。 オリーブオイル: 1. 精製オリーブオイル ランパンテを精製したもの 2. オリーブオイル(ピュアオリーブオイル) 精製オリーブオイルとバージンオリーブオイルのブレンド 3. クルードオリーブポマスオイル オリーブの搾りカスを溶剤で抽出したもの 4. 精製オリーブポマスオイル クルードオリーブポマスオイルを精製したもの 5. 精製オリーブポマスオイル(サンサオリーブオイル) 精製オリーブポマスオイルとバージンオリーブオイルのブレンド 上記の5種類のうち、日本の市場で通常出回っているのは、2番のオリーブオイル。 エキストラバージンオリーブオイルよりも安価で、個性が強くないので、揚げ物や、炒め物などの加熱料理や、香りをあまりつけたくない料理に向いています。もちろん、加熱せずに使うこともできます。オレイン酸が主成分という点もエキストラバージンオイルと変わりません。では、エキストラバージンオリーブオイルはなぜ、世界でそんなに人気があるのでしょうか。ほかのオリーブオイルの「差」は一体何なのでしょうか。 それは、ポリフェノールなどの微量成分です。世界中の研究結果により様々な素晴らしい効能が日々報告され続けているオリーブオイルの微量成分を含んでいるのはエキストラバージンオリーブオイル。 そういうわけで、健康効果という観点から選ぶとすれば、断然、高品質のエキストラバージンオリーブオイルということになりますね。   毎日のオリーブオイルにおすすめの南イタリア産...

オリーブオイルの種類

オリーブオイルには種類があることをご存知ですか?実は、9種類にも分類されるんです。3つのステップで、わかりやすく解説します! バージンオリーブオイル vs オリーブオイル オリーブオイルには、化学的処理をせず、果実を搾っただけのものと、精製処理など化学的処理をしたものの2タイプに分けられます。化学的処理をしていないものがバージンオリーブオイルとよばれ、バージンオリーブオイルはさらに4種類に分類されます。 一方、一般にオリーブオイルまたはピュアオリーブオイルとよばれているものは、精製処理をしたオリーブオイルとバージンオリーブオイルをブレンドしたものです。 ◆ 4種類のバージンオリーブオイル オリーブの実に化学的な処理を一切加えないバージンオリ―ブオイルは、国際オリーブ協議会の定める基準により4種類に分類されます。 油はグリセリンと脂肪酸が結合したものですが、熱や衝撃などで結合した脂肪酸が離れてしまうことがあります。遊離してしまった脂肪酸の割合を酸度で表しますが、この酸は空気中の酸素と結合しやすい性質を持っています。これが油の酸化と呼ばれる現象です。それで、酸度が低いほど「新鮮な油」ということになります。 バージンオリーブオイルの中の最高峰にあたるエキストラバージンを名乗るためには、化学的な分析結果で酸度が0.8%以下であることに加え、オリーブオイル鑑定士による官能検査によりフルーティーで味と香りに欠陥がないと判断される必要があるため、エキストラバージンオリーブオイルは、世界でも希少な価値の高いオリーブオイルなのです。 ちなみに、バージンオイルの最下位のランパンテはランプの燃料用オイルという意味があって、そのままでは食用には適さないグレードのもので、通常は精製処理をして、バージンオリーブオイルとブレンドします。そのブレンドの割合はメーカーによって異なります。精製されたオリーブオイルは、無味無臭なので、バージンオリーブオイルの配合量により香りや風味が違ってきます。 ◆ 5種類のオリーブオイル バージンオリーブオイルのカテゴリーに入らない精製されたもの、化学的処理をされたもの、およびそれとブレンドされたものは5種類です。 オリーブオイル: 1. 精製オリーブオイル ランパンテを精製したもの 2. オリーブオイル(ピュアオリーブオイル) 精製オリーブオイルとバージンオリーブオイルのブレンド 3. クルードオリーブポマスオイル オリーブの搾りカスを溶剤で抽出したもの 4. 精製オリーブポマスオイル クルードオリーブポマスオイルを精製したもの 5. 精製オリーブポマスオイル(サンサオリーブオイル) 精製オリーブポマスオイルとバージンオリーブオイルのブレンド 上記の5種類のうち、日本の市場で通常出回っているのは、2番のオリーブオイル。 エキストラバージンオリーブオイルよりも安価で、個性が強くないので、揚げ物や、炒め物などの加熱料理や、香りをあまりつけたくない料理に向いています。もちろん、加熱せずに使うこともできます。オレイン酸が主成分という点もエキストラバージンオイルと変わりません。では、エキストラバージンオリーブオイルはなぜ、世界でそんなに人気があるのでしょうか。ほかのオリーブオイルの「差」は一体何なのでしょうか。 それは、ポリフェノールなどの微量成分です。世界中の研究結果により様々な素晴らしい効能が日々報告され続けているオリーブオイルの微量成分を含んでいるのはエキストラバージンオリーブオイル。 そういうわけで、健康効果という観点から選ぶとすれば、断然、高品質のエキストラバージンオリーブオイルということになりますね。   毎日のオリーブオイルにおすすめの南イタリア産...