オリーブオイルの種類

オリーブオイルの種類

オリーブオイルには種類があることをご存知ですか?実は、9種類にも分類されるんです。3つのステップで、わかりやすく解説します!

バージンオリーブオイル vs オリーブオイル

オリーブオイルには、化学的処理をせず、果実を搾っただけのものと、精製処理など化学的処理をしたものの2タイプに分けられます。
化学的処理をしていないものがバージンオリーブオイルとよばれ、バージンオリーブオイルはさらに4種類に分類されます。
一方、一般にオリーブオイルまたはピュアオリーブオイルとよばれているものは、精製処理をしたオリーブオイルとバージンオリーブオイルをブレンドしたものです。

オリーブオイルの種類

◆ 4種類のバージンオリーブオイル

オリーブの実に化学的な処理を一切加えないバージンオリ―ブオイルは、国際オリーブ協議会の定める基準により4種類に分類されます。
油はグリセリンと脂肪酸が結合したものですが、熱や衝撃などで結合した脂肪酸が離れてしまうことがあります。遊離してしまった脂肪酸の割合を酸度で表しますが、この酸は空気中の酸素と結合しやすい性質を持っています。これが油の酸化と呼ばれる現象です。
それで、酸度が低いほど「新鮮な油」ということになります。

バージンオリーブオイルの中の最高峰にあたるエキストラバージンを名乗るためには、化学的な分析結果で酸度が0.8%以下であることに加え、オリーブオイル鑑定士による官能検査によりフルーティーで味と香りに欠陥がないと判断される必要があるため、エキストラバージンオリーブオイルは、世界でも希少な価値の高いオリーブオイルなのです。

バージンオリーブオイルの種類

ちなみに、バージンオイルの最下位のランパンテはランプの燃料用オイルという意味があって、そのままでは食用には適さないグレードのもので、通常は精製処理をして、バージンオリーブオイルとブレンドします。そのブレンドの割合はメーカーによって異なります。精製されたオリーブオイルは、無味無臭なので、バージンオリーブオイルの配合量により香りや風味が違ってきます。


◆ 5種類のオリーブオイル

バージンオリーブオイルのカテゴリーに入らない精製されたもの、化学的処理をされたもの、およびそれとブレンドされたものは5種類です。

オリーブオイル:
1. 精製オリーブオイル
 ランパンテを精製したもの
2. オリーブオイル(ピュアオリーブオイル)
 精製オリーブオイルとバージンオリーブオイルのブレンド

3. クルードオリーブポマスオイル
 オリーブの搾りカスを溶剤で抽出したもの
4. 精製オリーブポマスオイル
 クルードオリーブポマスオイルを精製したもの
5. 精製オリーブポマスオイル(サンサオリーブオイル)
 精製オリーブポマスオイルとバージンオリーブオイルのブレンド

上記の5種類のうち、日本の市場で通常出回っているのは、2番のオリーブオイル。 エキストラバージンオリーブオイルよりも安価で、個性が強くないので、揚げ物や、炒め物などの加熱料理や、香りをあまりつけたくない料理に向いています。
もちろん、加熱せずに使うこともできます。オレイン酸が主成分という点もエキストラバージンオイルと変わりません。

では、エキストラバージンオリーブオイルはなぜ、世界でそんなに人気があるのでしょうか。ほかのオリーブオイルの「差」は一体何なのでしょうか。

それは、ポリフェノールなどの微量成分です。世界中の研究結果により様々な素晴らしい効能が日々報告され続けているオリーブオイルの微量成分を含んでいるのはエキストラバージンオリーブオイル。

エキストラバージンオリーブオイルの特徴


そういうわけで、健康効果という観点から選ぶとすれば、断然、高品質のエキストラバージンオリーブオイルということになりますね。

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