食と健康

納豆とオリーブオイルの注目すべき3つの共通点
体に良いことがいっぱいで知られる納豆。その納豆が持つ効能とオリーブオイルの効能は似ているところが多いのをご存じでしょうか。しかも一緒に食べれば効果も倍増!せっかく体に良いものなら、効果を最大限に引き出して美味しくいただきたいものですよね。全く関係ないように思える2つの食材の共通する効能を順番に解説していきます! 血液サラサラ効果 注目される良い事の1つは、血液サラサラ効果。サラサラの反対はドロドロですが、乱れた食習慣や、お酒の飲み過ぎ、睡眠不足などが原因で血液中の糖質や脂質が増え過ぎた状態はまさにドロドロ。放って置くと動脈硬化や血管が詰まることになるので、危険です。納豆にしかないナットウキナーゼという酵素には血栓を溶かし血液をサラサラにする効果があるといわれています。オリーブオイルも血液中の悪玉コレステロールを減らす働きをします。しかも体に必要な善玉コレステロールはそのまま減少させないのも特徴です。これは、オリーブオイルの主成分であるオレイン酸の働きによるもので、コレステロールを悪玉も善玉も両方取り除いてしまうリノール酸など他の脂肪酸よりも優れている点です。 骨を丈夫にする効果 2番目に挙げたいのは、骨を丈夫にする効果。納豆の主な成分のひとつ、ビタミンK2はカルシウムが骨になるのを助ける働きをしますが、オリーブオイルもカルシウムの骨への吸着を高める作用があります。ビタミンK2は脂溶性(油に溶けやすい)なので、納豆とオリーブオイルを一緒に食べることで、ビタミンK2の吸収効率をアップさせることができるのでダブル効果!ビタミンK2には、血液の凝固に関わり出血を止める大切な働きもあります。 便秘解消効果 さて、3番目の共通点は、便秘解消効果。納豆もオリーブオイルも腸内環境を整える働きがあります。腸内環境が整うと免疫が上がり、美肌効果もあるので、健康と美容の両方に良い食べ物ということになりますね!納豆には、なんとゴボウの2倍の食物繊維が含まれているそうですが、食物繊維には水溶性と不溶性という2種類があることをご存知でしょうか。納豆は水溶性と不溶性の食物繊維の両方が1:2の比率で含まれていて、これは腸の働きに理想的な比率なんです。他にもビタミンB、E、鉄分、カリウム、マグネシウム、セレンなど体に良い栄養成分が沢山含まれています。一方、オリーブオイルは、天然の下剤と言われ昔からイタリアでは、便秘対策として使用されてきました。その理由はオリーブオイルの主成分のオレイン酸は小腸で吸収されにくく、大腸まで到達するので、便をコーティングして、腸内での動きをスムーズにしてくれたり、腸の働きを刺激して活発にさせる働きもするからなんです。良質のエキストラバージンオリーブオイルにはビタミン、ミネラルも豊富に含まれていますが、特にオリーブオイルに含まれているビタミンEは、自律神経を整え、腸の働きも良くします。便秘解消に納豆とオリーブオイルは最強の組み合わせと言えそうです。 卵の加え方で効果アップかマイナスかが決まる 卵は納豆と一緒に良く食べるのが一般的なのですが、意外な落とし穴が。それは卵の白身。なんと納豆の健康効果を減少させてしまうのです。納豆に含まれるビタミンの中にビオチン(ビタミンB7)と呼ばれるものがあります。ビオチンは皮膚炎を治すビタミンとして発見されたもので、血液をスムーズに循環させる力や、皮膚の炎症を抑えたり、皮膚の再生力を高めたりする働きがあるので美肌効果、美髪効果がある大切な成分です。卵の白身に含まれるアビジンという成分は、ビオチンの吸収を阻害する恐れがあると言われています。 でも、卵がダメというわけではなく、同じ卵でも卵黄との相性は良く、ビオチンと卵黄に含まれるレシチンは相乗効果により脳を活性化し記憶力の減退を防ぐことができるので、卵黄との組み合わせはおすすめなんです。そういうワケで、納豆に加えるのは卵黄だけにするのが賢い食べ方なんです。 おすすめトリオ:納豆+卵黄+オリーブオイル血液サラサラ・骨粗鬆症対策・美肌効果に期待! その他に 納豆一緒に食べるのがおすすめの食品:キムチ(乳酸菌がアップで腸内環境改善) ゴマ(ビタミンE増強、白髪改善)ネギ(ビタミンCプラスで疲労回復)玉ねぎ(血行促進で冷え性改善)オクラ(腸内をきれいに)シソ(胃腸の強化)など。 良く練った納豆とお好きな食材を合わせたら、仕上げにさっと上質なエキストラバージンオリーブオイルを回しかけ!(小さじ1杯ほどが目安)美味しい超優秀健康食ができあがります。 朝・昼・晩 いつが一番効果あり? ちなみに、納豆はその効果をより引き出すためには、夜食べた方が良いという意見が圧倒的に多いようです。理由は寝ている間に分泌される成長ホルモン*を促進したり、血栓ができやすい時間帯といわれる明け方に、納豆の酵素がちょうど働く時間が合うようにすることができるからです。それで、食べる時間を選べるなら、夜に食べるのがおすすめというわけです。 *成長ホルモンとは:子供から大人まで必要なホルモンで、成長期には文字通り身長を伸ばしたりする働きをする。別の重要な働きは、体の様々な臓器での代謝を促して調整し若さと健康を維持すること。成長ホルモンが分泌されるのは、睡眠中と運動後。 いかがでしたか?納豆とオリーブオイルの共通点と、食べ方やタイミングの情報はお役に立ったでしょうか。是非、効能に共通点が多く、相乗効果も期待できる納豆とオリーブオイルの組み合わせを試してみてくださいね。 🔳合わせておすすめの記事 納豆におすすめの上質エキストラバージンオリーブオイルはこちらから→
納豆とオリーブオイルの注目すべき3つの共通点
体に良いことがいっぱいで知られる納豆。その納豆が持つ効能とオリーブオイルの効能は似ているところが多いのをご存じでしょうか。しかも一緒に食べれば効果も倍増!せっかく体に良いものなら、効果を最大限に引き出して美味しくいただきたいものですよね。全く関係ないように思える2つの食材の共通する効能を順番に解説していきます! 血液サラサラ効果 注目される良い事の1つは、血液サラサラ効果。サラサラの反対はドロドロですが、乱れた食習慣や、お酒の飲み過ぎ、睡眠不足などが原因で血液中の糖質や脂質が増え過ぎた状態はまさにドロドロ。放って置くと動脈硬化や血管が詰まることになるので、危険です。納豆にしかないナットウキナーゼという酵素には血栓を溶かし血液をサラサラにする効果があるといわれています。オリーブオイルも血液中の悪玉コレステロールを減らす働きをします。しかも体に必要な善玉コレステロールはそのまま減少させないのも特徴です。これは、オリーブオイルの主成分であるオレイン酸の働きによるもので、コレステロールを悪玉も善玉も両方取り除いてしまうリノール酸など他の脂肪酸よりも優れている点です。 骨を丈夫にする効果 2番目に挙げたいのは、骨を丈夫にする効果。納豆の主な成分のひとつ、ビタミンK2はカルシウムが骨になるのを助ける働きをしますが、オリーブオイルもカルシウムの骨への吸着を高める作用があります。ビタミンK2は脂溶性(油に溶けやすい)なので、納豆とオリーブオイルを一緒に食べることで、ビタミンK2の吸収効率をアップさせることができるのでダブル効果!ビタミンK2には、血液の凝固に関わり出血を止める大切な働きもあります。 便秘解消効果 さて、3番目の共通点は、便秘解消効果。納豆もオリーブオイルも腸内環境を整える働きがあります。腸内環境が整うと免疫が上がり、美肌効果もあるので、健康と美容の両方に良い食べ物ということになりますね!納豆には、なんとゴボウの2倍の食物繊維が含まれているそうですが、食物繊維には水溶性と不溶性という2種類があることをご存知でしょうか。納豆は水溶性と不溶性の食物繊維の両方が1:2の比率で含まれていて、これは腸の働きに理想的な比率なんです。他にもビタミンB、E、鉄分、カリウム、マグネシウム、セレンなど体に良い栄養成分が沢山含まれています。一方、オリーブオイルは、天然の下剤と言われ昔からイタリアでは、便秘対策として使用されてきました。その理由はオリーブオイルの主成分のオレイン酸は小腸で吸収されにくく、大腸まで到達するので、便をコーティングして、腸内での動きをスムーズにしてくれたり、腸の働きを刺激して活発にさせる働きもするからなんです。良質のエキストラバージンオリーブオイルにはビタミン、ミネラルも豊富に含まれていますが、特にオリーブオイルに含まれているビタミンEは、自律神経を整え、腸の働きも良くします。便秘解消に納豆とオリーブオイルは最強の組み合わせと言えそうです。 卵の加え方で効果アップかマイナスかが決まる 卵は納豆と一緒に良く食べるのが一般的なのですが、意外な落とし穴が。それは卵の白身。なんと納豆の健康効果を減少させてしまうのです。納豆に含まれるビタミンの中にビオチン(ビタミンB7)と呼ばれるものがあります。ビオチンは皮膚炎を治すビタミンとして発見されたもので、血液をスムーズに循環させる力や、皮膚の炎症を抑えたり、皮膚の再生力を高めたりする働きがあるので美肌効果、美髪効果がある大切な成分です。卵の白身に含まれるアビジンという成分は、ビオチンの吸収を阻害する恐れがあると言われています。 でも、卵がダメというわけではなく、同じ卵でも卵黄との相性は良く、ビオチンと卵黄に含まれるレシチンは相乗効果により脳を活性化し記憶力の減退を防ぐことができるので、卵黄との組み合わせはおすすめなんです。そういうワケで、納豆に加えるのは卵黄だけにするのが賢い食べ方なんです。 おすすめトリオ:納豆+卵黄+オリーブオイル血液サラサラ・骨粗鬆症対策・美肌効果に期待! その他に 納豆一緒に食べるのがおすすめの食品:キムチ(乳酸菌がアップで腸内環境改善) ゴマ(ビタミンE増強、白髪改善)ネギ(ビタミンCプラスで疲労回復)玉ねぎ(血行促進で冷え性改善)オクラ(腸内をきれいに)シソ(胃腸の強化)など。 良く練った納豆とお好きな食材を合わせたら、仕上げにさっと上質なエキストラバージンオリーブオイルを回しかけ!(小さじ1杯ほどが目安)美味しい超優秀健康食ができあがります。 朝・昼・晩 いつが一番効果あり? ちなみに、納豆はその効果をより引き出すためには、夜食べた方が良いという意見が圧倒的に多いようです。理由は寝ている間に分泌される成長ホルモン*を促進したり、血栓ができやすい時間帯といわれる明け方に、納豆の酵素がちょうど働く時間が合うようにすることができるからです。それで、食べる時間を選べるなら、夜に食べるのがおすすめというわけです。 *成長ホルモンとは:子供から大人まで必要なホルモンで、成長期には文字通り身長を伸ばしたりする働きをする。別の重要な働きは、体の様々な臓器での代謝を促して調整し若さと健康を維持すること。成長ホルモンが分泌されるのは、睡眠中と運動後。 いかがでしたか?納豆とオリーブオイルの共通点と、食べ方やタイミングの情報はお役に立ったでしょうか。是非、効能に共通点が多く、相乗効果も期待できる納豆とオリーブオイルの組み合わせを試してみてくださいね。 🔳合わせておすすめの記事 納豆におすすめの上質エキストラバージンオリーブオイルはこちらから→

カラメル色素に注意
私たちに身近な食品に使われている食品添加物の中には健康を脅かす危険度が高いものもあります。食品には使用されている添加物が表示されているので、それをきちんと確認して体に良くないものは取り入れないように選ぶことができますが、避けたい添加物の一つにカラメル色素があります。それが、とても危険な3つの理由と対策についての大切な情報を是非役立ててください。 危険な印象が薄い 鮮やかな赤や青、黄色、緑に着色するタール系色素と言われる化学合成着色料は、いかにも体に悪そうということで、「やめておこう」と思う人も多いかもしれませんが、カラメルというと、砂糖を加熱して作る無害なイメージで危険度はそれほど高くなく、問題ないと思っている人がほとんどなのでは。 危険な印象が薄いため、私たちは無防備になりやすいのがカラメル色素。カラメルと聞くと、プリンやクリームブリュレなどのイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。 しかし!実はカラメルと食品添加物のカラメル色素は別のものなんです。 添加物として使用されるカラメル色素は4種類あることをご存知ですか。添加物としてのカラメル色素に割り当てられている番号はE150で、これにa b c dが付されてE150a, E150b,E150c E150dという表記が海外の製品の原材料表示には記載されています。日本では、カラメル色素の種類を表示する義務はないので、カラメル色素といってもどのタイプなのかわからないのが現状です。ところが実際は下記の4種類があるんです。 カラメルIは、家庭でも作れるプリンのカラメルソースでおなじみの製法で、天然由来で無害、安全とされていますが、コストと手間がかかるため、業務用で添加物として食品に使用されているカラメル色素のほとんどはIIIかVIの化学合成されたカラメル色素です。危険な印象が薄いために、つい無防備になってしまうところがまず最初の落とし穴。食品添加物として使用されているカラメル色素はほとんどが合成だと知る事が大切です。 身近な食品に多く含まれている 食品に使われている着色料の中で一番多いのがなんとこのカラメル色素なんです。実際、本当に多くの食品に使われているのでびっくりするくらいです。コーラなどの炭酸飲料、カップ麺、インスタントラーメン、しょうゆ、ソース、めんつゆ、焼肉のたれ、カレールウ、レトルトカレー、パスタソース、漬け物、佃煮、おせんべい、スナック菓子、焼き菓子、カフェオレ、ノンアルコールビール、リキュール、発泡酒、健康ドリンクなどのほか、スーパーやコンビニで売られている焼き鳥、焼きそば、弁当、惣菜、惣菜パンなどに入っています。冷凍食品の、麺類、パスタ類、中華総菜など気にしなければ、ほとんどの人がなにかの食品を通して、毎日カラメル色素を摂取していることでしょう。 つまり、カラメル色素に囲まれて生活しているようなものなのです。 でも、よく注意して食品の表示ラベルを確認すると、カラメル色素が使用されていないものもあります。 心配される健康への影響– 発がん性と免疫毒性 カラメルIII とVIは、砂糖にアンモニア化合物を加えて製造する過程で、4‐MEI(4-メチルイミダゾール)という発ガン性のある副産物が、微量ですが生成されます。さらにカラメルIIIには、THI(2-アセチル-4-テトラヒドロキシブチルイミダゾール)という物質が含まれていますが、これは免疫力を低下させる働きがあるため、やはりガンを引き起こす可能性が指摘されています。カラメル色素が人体に悪影響を及ぼす件については、大量に毎日摂取しなければ問題ないという専門家も少なくありませんが、カラメル色素は国際的に注目されている着色料で、一日の摂取許容量は欧米の方が厳しい基準を持っていることも考えると「許可されている添加物=安全」とは言いきれないのではないでしょうか。病気になったら、苦労するのは結局自分や家族だということも考えると、何を食べるか、飲むかを選択するのは個人の自由であると同時に結果を伴う責任とも言えますよね。今度、食品を購入する時には、原材料表示をチェックしてカラメル色素が無いものを選んでみるのはいかがでしょうか。 カラメル色素不使用のバルサミコ酢のセット 本場モデナ産のバルサミコ酢のページはこちらから→
カラメル色素に注意
私たちに身近な食品に使われている食品添加物の中には健康を脅かす危険度が高いものもあります。食品には使用されている添加物が表示されているので、それをきちんと確認して体に良くないものは取り入れないように選ぶことができますが、避けたい添加物の一つにカラメル色素があります。それが、とても危険な3つの理由と対策についての大切な情報を是非役立ててください。 危険な印象が薄い 鮮やかな赤や青、黄色、緑に着色するタール系色素と言われる化学合成着色料は、いかにも体に悪そうということで、「やめておこう」と思う人も多いかもしれませんが、カラメルというと、砂糖を加熱して作る無害なイメージで危険度はそれほど高くなく、問題ないと思っている人がほとんどなのでは。 危険な印象が薄いため、私たちは無防備になりやすいのがカラメル色素。カラメルと聞くと、プリンやクリームブリュレなどのイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。 しかし!実はカラメルと食品添加物のカラメル色素は別のものなんです。 添加物として使用されるカラメル色素は4種類あることをご存知ですか。添加物としてのカラメル色素に割り当てられている番号はE150で、これにa b c dが付されてE150a, E150b,E150c E150dという表記が海外の製品の原材料表示には記載されています。日本では、カラメル色素の種類を表示する義務はないので、カラメル色素といってもどのタイプなのかわからないのが現状です。ところが実際は下記の4種類があるんです。 カラメルIは、家庭でも作れるプリンのカラメルソースでおなじみの製法で、天然由来で無害、安全とされていますが、コストと手間がかかるため、業務用で添加物として食品に使用されているカラメル色素のほとんどはIIIかVIの化学合成されたカラメル色素です。危険な印象が薄いために、つい無防備になってしまうところがまず最初の落とし穴。食品添加物として使用されているカラメル色素はほとんどが合成だと知る事が大切です。 身近な食品に多く含まれている 食品に使われている着色料の中で一番多いのがなんとこのカラメル色素なんです。実際、本当に多くの食品に使われているのでびっくりするくらいです。コーラなどの炭酸飲料、カップ麺、インスタントラーメン、しょうゆ、ソース、めんつゆ、焼肉のたれ、カレールウ、レトルトカレー、パスタソース、漬け物、佃煮、おせんべい、スナック菓子、焼き菓子、カフェオレ、ノンアルコールビール、リキュール、発泡酒、健康ドリンクなどのほか、スーパーやコンビニで売られている焼き鳥、焼きそば、弁当、惣菜、惣菜パンなどに入っています。冷凍食品の、麺類、パスタ類、中華総菜など気にしなければ、ほとんどの人がなにかの食品を通して、毎日カラメル色素を摂取していることでしょう。 つまり、カラメル色素に囲まれて生活しているようなものなのです。 でも、よく注意して食品の表示ラベルを確認すると、カラメル色素が使用されていないものもあります。 心配される健康への影響– 発がん性と免疫毒性 カラメルIII とVIは、砂糖にアンモニア化合物を加えて製造する過程で、4‐MEI(4-メチルイミダゾール)という発ガン性のある副産物が、微量ですが生成されます。さらにカラメルIIIには、THI(2-アセチル-4-テトラヒドロキシブチルイミダゾール)という物質が含まれていますが、これは免疫力を低下させる働きがあるため、やはりガンを引き起こす可能性が指摘されています。カラメル色素が人体に悪影響を及ぼす件については、大量に毎日摂取しなければ問題ないという専門家も少なくありませんが、カラメル色素は国際的に注目されている着色料で、一日の摂取許容量は欧米の方が厳しい基準を持っていることも考えると「許可されている添加物=安全」とは言いきれないのではないでしょうか。病気になったら、苦労するのは結局自分や家族だということも考えると、何を食べるか、飲むかを選択するのは個人の自由であると同時に結果を伴う責任とも言えますよね。今度、食品を購入する時には、原材料表示をチェックしてカラメル色素が無いものを選んでみるのはいかがでしょうか。 カラメル色素不使用のバルサミコ酢のセット 本場モデナ産のバルサミコ酢のページはこちらから→

偽物オリーブオイルについての事実
日本でも身近な食材となったオリーブオイルですが、そのすばらしい美味しさや健康効果を誤解させる偽物のエキストラバージンオイルが多く流通していることが問題になっています。実は、この偽装問題は最近に始まったことではなく、ルネサンス期にオリーブオイルの用途別品質区分けが行われるようになったころには食用オリーブオイルに工業用オリーブオイルを混ぜる不正が既にあったと言われています。 本当は食用ではないオリーブオイルを細工 科学研究と開発が進んで植物油の精製加工が可能になったため、害はないものの味や臭いがひどくて、とても口に入れられなかった油を脱臭や脱色などで食品に利用できるようにする技術がオリーブオイル業界でも利用されるようになりました。それまでは、石鹸や車両の潤滑油、ランプ用の灯油にしか使えなかったオイルを食用にというわけです。 1990年代半ばから後半にかけてオリーブオイルはEU内で最も頻繁に偽装が摘発される農産物となったため、欧州不正対策局によって特別調査委員会が設置されましたが、偽装を見破るために新しい検査方法を導入しても、それを上回る巧妙な偽装が仕掛けられ、不正には歯止めをかけられていません。さらに、オリーブオイルの詐欺捜査の問題点として、不正の疑いをかけて調査し、もしも証拠を見つけられなかった場合、容疑をかけた事業者に経済的損失を与えたという理由で、調査を行った研究所の科学者や捜査官が刑事責任を負うことになるという現状です。大量のオイルの輸入を差し止めても有罪の証拠が見つけられないなら自腹で弁償というリスクを負いたいと思う人は、まずいないでしょう。 低品質のオイルを混ぜてエキストラバージンと偽装する不正や、その他の詐欺工作オリーブオイルを巡る問題は今や世界中に蔓延しています。残念なことに日本も例外ではありません。 オリーブオイルのふりをしている混ぜ物オイルや加工油 イタリアでも国外から輸入したオリーブオイルを国内でボトル詰めしただけで、人気のある「イタリア産」オリーブオイルとして輸出したり、低品質オリーブオイルどころか精製した大豆油やヘーゼルナッツ油をベースにした「オリーブオイル混ぜ物」オイルを着色や着香して「調え」エキストラバージンオリーブオイルとして販売する業者がいるとされています。しかも、大規模な組織として、熟練した化学者、高額の製造設備、通関業者、取引業者、政府関係者を抱き込んで偽装を黙認させるネットワークができあがっていると聞けば、手元にあるエキストラバージンオイルは大丈夫だろうかと心配になります。驚異的な量の偽物が出回っている一例として、米国や日本で販売されているオリーブオイルの半分は偽装とみている人もいるほどです。偽物エキストラバージンオイルには、本来の美味しさはもちろん、体に良い栄養成分は、ほとんどあるいは、全く含まれていませんから、偽物には注意が必要です。ところが、エキストラバージンオリーブオイルとラベル表示されていても何の保証もないのが現状です。では、どうやって本物かどうかを見分ければ良いのでしょうか。オリーブオイルを選ぶ上で役に立つ目安はいくつかあります。 本物を見分けるポイント 1.価格 あまりにも価格が安いものは、本物ではない可能性が高いと言わざるをえません。エキストラバージンオリーブオイルは、オリーブオイルの中でも一番良い品質の部分で全体の2割程度。とても希少価値が高いものなのです。海外からの輸入コストも考慮すれば、エキストラバージンで激安価格というのは、事実上不可能に近いと言えるでしょう。 2.ボトル オリーブオイル農家の人々は大事なエキストラバージンを良い状態で消費者に届けたいと願うものです。良質のオリーブオイルの作り手の気遣いは容器にも反映されるのです。 透明な瓶やペットボトルに入っているオイルは保存に適しません。ボトルが遮光性瓶、陶器、缶など光や熱からオイルを保護するタイプに入っているものを選ぶことをお勧めします。 3.オリーブオイルと生産者情報 たとえば、イタリア産とだけ記載されているよりも、プーリア州とかトスカーナ州など生産地域のより詳しい情報がある方が良いと言えます。さらに、どのオリーブ農家が作っているのかもわかればもっと良いでしょう。使用されているオリーブの実の説明など詳しい情報があることも選択する上での良い条件となります。混ぜ物をしていたり、低級のオイルをエキストラバージンとして販売している場合、情報はぼんやりとしていることが多いからです。国際級の品評会で受賞歴のあるエキストラバージンは専門家によって「試験済み」なわけですから、本物のエキストラバージンである目安になります。 4.味見 これは、売り場でテイスティングをしている場合に限られますが、可能な場合は是非試したいところです。では、良いオリーブオイルかどうかの判断ポイントはなんでしょうか。酸化していない上質のエキストラバージンは、とてもさらっとしていて爽やかです。口全体にオイルを行きわたらせたところで、口から静かに息を吸い込み、色々な風味や香り、刺激を感じてみます。オリーブオイルの体に良い成分の多さは、この風味、香り、刺激といったオイルの持つ知覚特性の強さに比例していると言われています。「やさしい味」とか「マイルドな風味」というのは、実はそれだけ効能が低いということになるのです。本物のエキストラバージンは、とても美味しくて健康にも良い食品です。間違えて偽物を手にしないように気をつけましょう。 カロリブランドのアンティカ マッセリア カロリ社は、本物のオリーブオイルを守るための活動に取り組んでいます。オリーブオイル本来の品質を保ち、信頼を築くための活動内容はこちらをご覧ください。 カリッシモでは信頼のおける生産者によるオリーブオイルを取り扱っています。ネットショップはこちらから→
偽物オリーブオイルについての事実
日本でも身近な食材となったオリーブオイルですが、そのすばらしい美味しさや健康効果を誤解させる偽物のエキストラバージンオイルが多く流通していることが問題になっています。実は、この偽装問題は最近に始まったことではなく、ルネサンス期にオリーブオイルの用途別品質区分けが行われるようになったころには食用オリーブオイルに工業用オリーブオイルを混ぜる不正が既にあったと言われています。 本当は食用ではないオリーブオイルを細工 科学研究と開発が進んで植物油の精製加工が可能になったため、害はないものの味や臭いがひどくて、とても口に入れられなかった油を脱臭や脱色などで食品に利用できるようにする技術がオリーブオイル業界でも利用されるようになりました。それまでは、石鹸や車両の潤滑油、ランプ用の灯油にしか使えなかったオイルを食用にというわけです。 1990年代半ばから後半にかけてオリーブオイルはEU内で最も頻繁に偽装が摘発される農産物となったため、欧州不正対策局によって特別調査委員会が設置されましたが、偽装を見破るために新しい検査方法を導入しても、それを上回る巧妙な偽装が仕掛けられ、不正には歯止めをかけられていません。さらに、オリーブオイルの詐欺捜査の問題点として、不正の疑いをかけて調査し、もしも証拠を見つけられなかった場合、容疑をかけた事業者に経済的損失を与えたという理由で、調査を行った研究所の科学者や捜査官が刑事責任を負うことになるという現状です。大量のオイルの輸入を差し止めても有罪の証拠が見つけられないなら自腹で弁償というリスクを負いたいと思う人は、まずいないでしょう。 低品質のオイルを混ぜてエキストラバージンと偽装する不正や、その他の詐欺工作オリーブオイルを巡る問題は今や世界中に蔓延しています。残念なことに日本も例外ではありません。 オリーブオイルのふりをしている混ぜ物オイルや加工油 イタリアでも国外から輸入したオリーブオイルを国内でボトル詰めしただけで、人気のある「イタリア産」オリーブオイルとして輸出したり、低品質オリーブオイルどころか精製した大豆油やヘーゼルナッツ油をベースにした「オリーブオイル混ぜ物」オイルを着色や着香して「調え」エキストラバージンオリーブオイルとして販売する業者がいるとされています。しかも、大規模な組織として、熟練した化学者、高額の製造設備、通関業者、取引業者、政府関係者を抱き込んで偽装を黙認させるネットワークができあがっていると聞けば、手元にあるエキストラバージンオイルは大丈夫だろうかと心配になります。驚異的な量の偽物が出回っている一例として、米国や日本で販売されているオリーブオイルの半分は偽装とみている人もいるほどです。偽物エキストラバージンオイルには、本来の美味しさはもちろん、体に良い栄養成分は、ほとんどあるいは、全く含まれていませんから、偽物には注意が必要です。ところが、エキストラバージンオリーブオイルとラベル表示されていても何の保証もないのが現状です。では、どうやって本物かどうかを見分ければ良いのでしょうか。オリーブオイルを選ぶ上で役に立つ目安はいくつかあります。 本物を見分けるポイント 1.価格 あまりにも価格が安いものは、本物ではない可能性が高いと言わざるをえません。エキストラバージンオリーブオイルは、オリーブオイルの中でも一番良い品質の部分で全体の2割程度。とても希少価値が高いものなのです。海外からの輸入コストも考慮すれば、エキストラバージンで激安価格というのは、事実上不可能に近いと言えるでしょう。 2.ボトル オリーブオイル農家の人々は大事なエキストラバージンを良い状態で消費者に届けたいと願うものです。良質のオリーブオイルの作り手の気遣いは容器にも反映されるのです。 透明な瓶やペットボトルに入っているオイルは保存に適しません。ボトルが遮光性瓶、陶器、缶など光や熱からオイルを保護するタイプに入っているものを選ぶことをお勧めします。 3.オリーブオイルと生産者情報 たとえば、イタリア産とだけ記載されているよりも、プーリア州とかトスカーナ州など生産地域のより詳しい情報がある方が良いと言えます。さらに、どのオリーブ農家が作っているのかもわかればもっと良いでしょう。使用されているオリーブの実の説明など詳しい情報があることも選択する上での良い条件となります。混ぜ物をしていたり、低級のオイルをエキストラバージンとして販売している場合、情報はぼんやりとしていることが多いからです。国際級の品評会で受賞歴のあるエキストラバージンは専門家によって「試験済み」なわけですから、本物のエキストラバージンである目安になります。 4.味見 これは、売り場でテイスティングをしている場合に限られますが、可能な場合は是非試したいところです。では、良いオリーブオイルかどうかの判断ポイントはなんでしょうか。酸化していない上質のエキストラバージンは、とてもさらっとしていて爽やかです。口全体にオイルを行きわたらせたところで、口から静かに息を吸い込み、色々な風味や香り、刺激を感じてみます。オリーブオイルの体に良い成分の多さは、この風味、香り、刺激といったオイルの持つ知覚特性の強さに比例していると言われています。「やさしい味」とか「マイルドな風味」というのは、実はそれだけ効能が低いということになるのです。本物のエキストラバージンは、とても美味しくて健康にも良い食品です。間違えて偽物を手にしないように気をつけましょう。 カロリブランドのアンティカ マッセリア カロリ社は、本物のオリーブオイルを守るための活動に取り組んでいます。オリーブオイル本来の品質を保ち、信頼を築くための活動内容はこちらをご覧ください。 カリッシモでは信頼のおける生産者によるオリーブオイルを取り扱っています。ネットショップはこちらから→

本物の美味しいオリーブオイルを生産し続けるために
CONSORZIO DEI FRANTOI ARTIGIANI D’ITALIA イタリアオイル製造職人組合 生産者と消費者双方を守るシステム作り 長年の歴史と伝統により培われた技術や経験を活かし誠実に良質のオリーブオイルを生産しているイタリア国内の造り手によって、消費者に安全で適正な価格のオリーブオイルを提供できるようにするという目的で2013年12月に設立された組織です。組合の発足にあたり、入念な会合に幾年もの歳月を費やし職人同士の信頼を深めつつ、自分たちが生産する素晴らしい品質のオリーブオイルが消費者のテーブルに届くまでの保証ができるようなシステム作りに取り組んで来ました。イタリアオイル製造職人組合は、その活動により社会や経済、イタリアのオリーブオイル業界の発展と進歩に貢献したいと願っています。オリーブの実を潰しただけで、良いオリーブオイルができるというわけではなく、製造方法やオリーブの実の種類のブレンドの仕方によって、オイルの質には大きな違いが生じます。 オリーブのバラエティー豊富な品種や独特な土地と気候条件より、イタリア産ならではの素晴らしいオリーブオイルが生産されてきた一方で、残念ながら、そのブランド力を悪用し、評判を落とすような質の悪いオリーブオイルや偽物のオリーブオイルを販売する業者も増えてしまいました。そうした利益しか考えない業者は偽装オリーブオイルを安い価格で販売するため、真面目に本物のオリーブオイルを生産している造り手にとっては不公平な価格競争も強いられる厳しい状況です。 また品質の良いオリーブオイルを誠実に生産しているのにもかかわらず、そうした偽物のためにオリーブオイルが誤解されることにも心を痛めています。そのため、消費者が、騙されることなく安心して本物を手にできるように情報を提供する必要が年々増大して来ました。 信頼を保つために組合員に求められる高い基準 生産するオリーブオイルの安全性と高い品質をアピールするためにも、この組合のメンバーになるのには、厳しい審査があり高い基準を満たす本当に良いオリーブオイルの生産者でなくてはなりません。組合に登録するメーカーは自分で搾油所を持っていることが基本の条件で、オリーブの木の管理から実の選定、収穫、加工の各工程から販売までをしっかりと把握している必要があります。検査機関においてオリーブオイルの成分分析検査を行い、化学的にもオイルの状態を確認し問題の無いことを確認します。メンバーの多くは金獅子賞などの知名度の高い評価を受けておりそのオイルの品質の高さは外部機関によっても保証されています。オリーブオイルの保護および育成を行なっている国内機関A.I.F.O.とも協力関係にあり、イタリアのオリーブオイルの品質の保持、向上に努めています。2023年6月現在でイタリア国内の12の造り手がこの組合のメンバーとなっていますが、今後も加盟する良心的な良いオイルの造り手を増やして、イタリアの伝統的な食品であるオリーブオイルの高い品質と信頼を守る活動を広げていくことを目指しています。 アンティカ マッセリア カロリ社はイタリアオイル製造職人組合の正規会員です。人気のEXVオリーブオイル・モンティ デル ドゥーカは野菜と好相性の濃い目で美味しいオリーブオイルです。南イタリア・プーリア州らしさが楽しめるギフトにもおすすめの1本。国内外のコンクールでも金賞多数受賞実績のある間違いなく美味しいEXVオリーブオイル。 EXVオリーブオイル・モンティ デル ドゥーカのページはこちらから→
本物の美味しいオリーブオイルを生産し続けるために
CONSORZIO DEI FRANTOI ARTIGIANI D’ITALIA イタリアオイル製造職人組合 生産者と消費者双方を守るシステム作り 長年の歴史と伝統により培われた技術や経験を活かし誠実に良質のオリーブオイルを生産しているイタリア国内の造り手によって、消費者に安全で適正な価格のオリーブオイルを提供できるようにするという目的で2013年12月に設立された組織です。組合の発足にあたり、入念な会合に幾年もの歳月を費やし職人同士の信頼を深めつつ、自分たちが生産する素晴らしい品質のオリーブオイルが消費者のテーブルに届くまでの保証ができるようなシステム作りに取り組んで来ました。イタリアオイル製造職人組合は、その活動により社会や経済、イタリアのオリーブオイル業界の発展と進歩に貢献したいと願っています。オリーブの実を潰しただけで、良いオリーブオイルができるというわけではなく、製造方法やオリーブの実の種類のブレンドの仕方によって、オイルの質には大きな違いが生じます。 オリーブのバラエティー豊富な品種や独特な土地と気候条件より、イタリア産ならではの素晴らしいオリーブオイルが生産されてきた一方で、残念ながら、そのブランド力を悪用し、評判を落とすような質の悪いオリーブオイルや偽物のオリーブオイルを販売する業者も増えてしまいました。そうした利益しか考えない業者は偽装オリーブオイルを安い価格で販売するため、真面目に本物のオリーブオイルを生産している造り手にとっては不公平な価格競争も強いられる厳しい状況です。 また品質の良いオリーブオイルを誠実に生産しているのにもかかわらず、そうした偽物のためにオリーブオイルが誤解されることにも心を痛めています。そのため、消費者が、騙されることなく安心して本物を手にできるように情報を提供する必要が年々増大して来ました。 信頼を保つために組合員に求められる高い基準 生産するオリーブオイルの安全性と高い品質をアピールするためにも、この組合のメンバーになるのには、厳しい審査があり高い基準を満たす本当に良いオリーブオイルの生産者でなくてはなりません。組合に登録するメーカーは自分で搾油所を持っていることが基本の条件で、オリーブの木の管理から実の選定、収穫、加工の各工程から販売までをしっかりと把握している必要があります。検査機関においてオリーブオイルの成分分析検査を行い、化学的にもオイルの状態を確認し問題の無いことを確認します。メンバーの多くは金獅子賞などの知名度の高い評価を受けておりそのオイルの品質の高さは外部機関によっても保証されています。オリーブオイルの保護および育成を行なっている国内機関A.I.F.O.とも協力関係にあり、イタリアのオリーブオイルの品質の保持、向上に努めています。2023年6月現在でイタリア国内の12の造り手がこの組合のメンバーとなっていますが、今後も加盟する良心的な良いオイルの造り手を増やして、イタリアの伝統的な食品であるオリーブオイルの高い品質と信頼を守る活動を広げていくことを目指しています。 アンティカ マッセリア カロリ社はイタリアオイル製造職人組合の正規会員です。人気のEXVオリーブオイル・モンティ デル ドゥーカは野菜と好相性の濃い目で美味しいオリーブオイルです。南イタリア・プーリア州らしさが楽しめるギフトにもおすすめの1本。国内外のコンクールでも金賞多数受賞実績のある間違いなく美味しいEXVオリーブオイル。 EXVオリーブオイル・モンティ デル ドゥーカのページはこちらから→