偽物オリーブオイルは本当にある?見分けるために知っておきたいこと
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エキストラバージンオリーブオイルは、厳格な品質基準を満たしたものだけが名乗れる名称です。
しかし現実には、基準を満たしていないにもかかわらず「エキストラバージン」と表示された商品が問題になった事例が、過去に何度も報告されています。
オリーブオイルは、見た目だけでは品質が分かりません。
だからこそ、知識を持つことが大切です。

なぜ“偽物”は生まれるのか
オリーブオイルは農産物です。
天候による収穫量の変動
世界的な需要の増加
価格競争
こうした背景が重なると、品質よりも量や価格が優先される市場が生まれてしまいます。
その結果、低品質油の混合や表示の曖昧さが問題となってきました。
現在は検査体制も強化されていますが、表示だけでは判断できないのが実情です。
では、どのような手法が問題になってきたのでしょうか。
偽物オリーブオイルの主な手口
科学技術の発展により、植物油の精製加工が可能になりました。
かつては味やにおいが強く、そのままでは食用に適さなかった油でも、脱臭や脱色などの処理によって利用できるようになっています。
こうした技術が、オリーブオイル業界でも使われるようになりました。
原産国以外でボトル詰めされたオリーブオイルが、あたかも特定の国で生産されたかのように販売されるケースもあります。また、低品質のオリーブオイルや、精製した大豆油・ヘーゼルナッツ油などをベースにした混合油を着色・着香し、「調えた」うえでエキストラバージンとして販売する業者がいると指摘されています。
組織的な不正が摘発された事例もあり、業界全体で信頼回復への取り組みが続いています。
注意したい4つのポイント
1. 極端に安い価格
エキストラバージンは大量生産できる工業製品ではありません。
極端な低価格には注意が必要です。
2. 情報が少なすぎる
農園名がない
収穫年の記載がない
品種の情報がない
情報を公開できないのか、あえて公開していないのか。
そこは重要な判断材料になります。
3. 透明ボトル
光はオイルの大敵です。
品質維持を考えるなら、遮光容器が基本です。
ボトルが遮光性瓶、陶器、缶など光からオイルを保護するタイプに入っているものを選ぶことをお勧めします。
4. 香りや苦味・辛味がほとんど感じられない
品種や産地によって、青リンゴのように爽やかなものもあれば、アーティチョークやアーモンドを思わせるものもあります。
共通しているのは、フレッシュな香りと心地よい苦味・辛味があること。これらが感じられない場合は注意が必要です。表示だけではなく「中身で選ぶ」という姿勢が大切です。
「クセがない=高品質」ではありません。
偽物の存在を知ると、不安になるかもしれません。
しかし本当に大切なのは、
恐れることではなく、見分ける力を持つことです。
正しい知識は、安心して選ぶための力になります。
オリーブオイルは本来、豊かな香りと健康成分を持つ素晴らしい食品です。
正しく選べば、本来の美味しさと魅力を楽しむことができます。
カロリブランド「アンティカ マッセリア カロリ」は、本物のオリーブオイルを守るための活動に取り組んでいます。
オリーブオイル本来の品質を保ち、信頼を築くための活動内容はこちらをご覧ください。
さらに詳しく知りたい方へ
良いオリーブオイルの具体的な選び方については、
別の記事で専門店の基準を詳しく解説しています。
カリッシモでは、農園・収穫年・搾油方法を明確にできる生産者のオリーブオイルのみを取り扱っています。
私たちは、品質を確認できないオイルは取り扱いません。
本物のエキストラバージンオリーブオイルはこちらからご覧いただけます。
