キャベツとオリーブオイル
ストレスに効く!
ストレスの影響を最も受けやすい臓器と言われる胃腸の働きを優しくいたわるのに、キャベツとオリーブオイルのコンビネーションは大変おすすめです。オリーブオイルは、キャベツのビタミンUとカルシウムを効果的に取り入れるのに活躍します。
ストレスが多いと、食欲がなくなったり、胃が痛んだり、イライラしたり、眠れなくなったり…。本当に困りますね。
キャベツは、ストレス対策としておすすめな身近で頼れる野菜です。その理由は、キャベツに含まれるカルシウムとキャベジンでお馴染みのビタミンU。どんな風にストレス対策に良いのか説明しますね。
イライラしたり、ストレスなことが多いならカルシウムが必要
ストレスを感じると体の中のカルシウムを始め、いろいろなミネラルが多く消費されてしまい、それが自律神経が乱れる原因となります。自律神経が乱れると、心と体に様々な不調が現れ、生活がつらいものになってしまいます。
さらに、血中のカルシウムが不足すると、私たちの骨や筋肉には細胞の中に蓄えたカルシウムを放出して補おうとうする働きがあるため、ストレス対策を取らずにイライラするがままにしておくと、体内のカルシウムの蓄えが尽き、良くない結果になることは明らか。ストレスが多い生活を送っているなら、特に毎日の食事で必要なケアを心がけるのは大切です。
キャベツには体に吸収されやすいカルシウムが豊富に含まれています。カルシウムは、神経の働きと深く関わっているので、キャベツは自律神経を整えるのに効果がある野菜です。
オリーブオイルには、カルシウムを体に吸収する助けをする働きがあるので、キャベツだけを食べるより、一緒の方が高い効果を期待できます。
弱った胃に良いビタミンU
キャベツから見つかったので、キャベジンとも呼ばれるビタミンUは、胃の粘膜を修復したり、胃潰瘍を予防したりする働きをします。ちなみに、ビタミンUの「U」は、潰瘍に効果があることから、「潰瘍」という意味の英単語”ulcer”の頭文字を取ったんだそうです。
ビタミンUは胃酸の分泌も調整する働きもあるので、最近増えている逆流性食道炎にも効果があることがわかっています。
ビタミンUは熱に弱いため、効果を期待してキャベツを食べるなら生で食べるのが断然おすすめです。そこで1役買うのがオリーブオイル。千切りキャベツを塩、コショウ、酢、オリーブオイルで和えれば、生でも美味しく結構な量をペロリと食べられてしまいます。
キャベツが美味しく食べられるおすすめのオリーブオイルはこちら>>>
おすすめレシピ:キャベツのオリーブオイル・ドレッシングサラダ
材料(2人分)
キャベツ 100g 千切り
パプリカ(黄色)1/4個 薄切り
セロリ 1本 薄切り
イタリアンパセリ 適量
★ 塩 適量
★ コショウ 適量
★ 白バルサミコ酢 大さじ1
エキストラバージンオリーブオイル モンティデルドゥーカ 大さじ2
作り方
①切った野菜は良く水を切っておく。
②ボールに★印の材料を入れなじませる。
③調味料の入った②のボールに野菜を入れ、ふんわりと混ぜる。
④オリーブオイルをボールのヘリから回し入れ和える。
⑤味を見て、必要なら塩で調整し、皿に盛る。
まだまだ他にも嬉しい栄養がいっぱいのキャベツ
キャベツのカルシウムとビタミンUは、外葉や芯の近くにより豊富に含まれているそうです。他にもキャベツには美肌効果のビタミンC、骨粗しょう症予防のビタミンK、脂肪肝や動脈硬化を防ぐイノシトール、解毒作用を持つイソチオシアネート他、健康に良い成分がいっぱいです!
さらに、低カロリー、低糖質で食物繊維も豊富なのでダイエットにも有効な野菜です。
加熱料理のバラエティも豊富ですが、熱に弱い栄養素や水溶性の成分が多いので、基本的には火を通さずに生で食べるのがおすすめ。美味しいエキストラバージンオリーブオイルのドレッシングで吸収を促し、ばっちりストレス対策しましょう。美容効果、ダイエット効果もあるキャベツは、食べないと損ですよ!
千切りキャベツがご馳走サラダに変わる
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